賃貸の洗面台の黄ばみ

 

賃貸の引っ越し先で気になる洗面台の黄ばみ…

 

内覧の時は気にならなかったが

後から気になってしまったという人も

多いのではないだろうか。

 

今回は洗面台の黄ばみや

洗面台を掃除するときの洗剤や

掃除方法を紹介しよう。

 

賃貸の洗面台の黄ばみでプラスチックの場合の洗剤は何がいい？洗面台の素材ごとで使える洗剤一覧

 

賃貸の洗面台の黄ばみが気になることはないだろうか？

洗面台のプラスチックの黄ばみは特に目立ちやすく、

賃貸のような長年使われている洗面台は

特に黄ばみが気になるところだ。

 

 

この黄ばみの原因は何なのだろうか。

 

先ず原因の一つとして考えられるのが

プラスチックの経年劣化による黄ばみである。

 

プラスチック用品は「ABS樹脂」と呼ばれる

樹脂素材を使っていることが多く、

この樹脂素材は3種類の成分の特徴を組み合わせた

性能が高いプラスチックである。

 

A (アクリロニトリル)・B (ブタジエン)・S (スチレン)

の頭文字を取ってABS樹脂と呼ばれているが、

このブタジエンという物質が経年劣化をすることによって

黄ばみの原因となってしまう場合がある。

 

 

次に黄ばみの原因の一つとして考えられるのが

人間の皮脂、石鹸カスや水垢、

水道水のミネラル成分やカビの汚れである。

 

どれも洗面台を使用していたら

必ず付着するものであり、

避けては通れない。

 

 

では洗面台のプラスチックの黄ばみは

どのような洗剤で落とせばよいのか、

洗面台の素材ごとに使える洗剤をご紹介していこう。

 

酸性洗剤を使用する場合

・クエン酸

水200mlにクエン酸小さじ1杯を溶かしたものをスプレー容器に入れ、

汚れ部分に吹き付けて数分置く。

その後、スポンジや雑巾でこすり汚れを落とす。

 

 

研磨成分でそぎ落とす場合

・クレンザー

研磨成分の入ったクレンザーをスポンジや雑巾に少量とり、

黄ばみを直接軽くすることで除去することが可能だ。

擦りすぎるとプラスチック自体を傷付けてしまうため、

あくまで軽く擦るだけにしよう。

 

洗面台（プラスチック）の黄ばみの掃除…他の素材の場合は？洗面台掃除の方法やコツ、道具など

 

前述では、洗面台のプラスチックの黄ばみに効く

洗剤を紹介してきた。

 

洗面台の黄ばみがプラスチックで発生する原因も紹介してきたが、

日々プラスチックの洗面台掃除を行える場合は、洗面台掃除のコツとして、

人間の皮脂、石鹸カス、水垢などの汚れが付かないように

洗面台のふき取りをこまめに行うことである。

 

 

また、特に意識したいのは「水分を残さないこと」。

洗面台の黄ばみは水垢から発生しやすいため、

まずは普段から定期的に洗面台を拭き掃除することで

黄ばみを防止することが可能だ。

 

 

最後に、プラスチック以外の洗面台（陶器）

の掃除方法と道具について紹介しよう。

 

・サンポール

トイレ掃除で使用するサンポールだが、洗面台の黄ばみにも有効である。

洗面台の水垢にサンポールを掛け、1~2分放置してから水で洗い流すだけで

黄ばみが取れる。

 

ただし、サンポールは非常に強力な洗剤のため、

サンポールの放置のし過ぎや

陶器以外の場所に使用することは避けよう。

 

 

・クエン酸

水垢と黒ずみにはクエン酸が有効である。

使用方法はプラスチックの洗面台と同様に水200mlにクエン酸小さじ1杯を

溶かしたものをスプレー容器に入れ、汚れ部分に吹き付けて数分置く。

その後、スポンジや雑巾でこすり汚れを落とす。

 

 

・重曹

手垢とカビ汚れには重曹が有効である。

クエン酸のように水200mlと小さじ一杯で薄めて

スプレーとして使うこともできるが、

頑固な汚れには重曹と水を3：1で混ぜ合わせた重曹ペーストを作り、

歯ブラシにとって汚れ部分を直接磨く。

 

あとは水で流して雑巾や布巾などでふき取ると

頑固な汚れも除去することができる。

 

まとめ

 

今回は洗面台の黄ばみの掃除方法についてご紹介してきた。

 

ぜひプラスチックの洗面台の黄ばみには、

まずクエン酸を使った掃除を、

陶器などの洗面台の黄ばみには

クエン酸や重曹で掃除を試してみて、

黄ばみのない綺麗な洗面台を体感してほしい。